2018-06-12 第196回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
その電炉鋼での精製ですと、その原材料は鉄スクラップであるということから、鉄の生産量のうち二四・四%は鉄スクラップを原料としているということが分かります。
その電炉鋼での精製ですと、その原材料は鉄スクラップであるということから、鉄の生産量のうち二四・四%は鉄スクラップを原料としているということが分かります。
ことしになりましても別に新しいものは出て参りませんが、このくず鉄カルテルにつきましては、従来は普通鋼十八社のカルテルでございましたのが、今度は特殊鋼十四社、電炉鋼の九社、ほとんど大きなメーカーが全部加入いたしましたカルテルが結成されておることが特に注目されるわけでございます。
というものが非常に多いのでありまして、北陸或いは新潟県というようなものを中心といたしましたこのフエロアロイ、合金鉄鋼業におきましても、二十六年度の生産関係を見ますと七万トンの生産計画を出しておるのでありますが、これに対して五億五百万キロワツト・アワー、それから電気銑関係に国内資源の砂鉄を使つた産業でありますが、電気銑関係におきまして、生産計画は十六万トンに対して三億八千四百万トンの電気、それから又電炉鋼
即ちスクラツプ面、電力面から考えて見ましても、電炉鋼塊というものは余り伸ばすべきではないと考えまして、電炉鋼塊につきましては二十三年度とほぼ同じ程度に抑えてあります。これはスクラツプの消費規正を主にしたのでもありますが、積極的にはスクラツプの不足銑鉄によつて補われなければならない。
電炉鋼塊の増産は、電力の予想以上の不足の見透しのため、本年度計画以上の増産を行なうことは無理の状況でございまするが、電炉の活用ということは、本年度計画におきましてもきわめて重要な事項として取上げ、少くとも豊水期間は、電極の続く限り最大限度の利用を計画しておる次第でございます。